健全チラ裏読書メモ 58
- 2018/01/22
- 15:32
柴田よしき『RIKO-女神の永遠-』(角川文庫)女刑事・緑子(RIKO)シリーズの第一弾であり、これがデビュー作らしい。第十五回横溝正史賞受賞。単行本は95年刊行。文庫初版97年。自分は、第三弾『月神の浅き夢』を先に読んでいるのだが、本作を読むまで、作者は男だと思っていた。本作を読み進めるうちに、あれ?もしかしたら作者女性か?と疑いだし、千街晶之の解説で、ようやく女性作家であることを確認。オッサン読者にもアピ...